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2016年4月 1日 (金)

UTK#1608: 逗子ヒストリカルミステリーツアー(2016-03-21)

時は元禄、もとい、九州福岡で桜が開花した春分の夜、明日どこ行こうか~とネットをウロウロしていたウサクマの目を何かがよぎった。

まんだら堂やぐら群、3月21日まで期間限定公開中

Utk1608_00ちょっと待ったーーーーー‼︎
?まんだら堂やぐら群って、例の逗子鎌倉界隈の「かながわの景勝50選」コースで通る予定の「名越切通」、鎌倉時代後期の遺構といわれる、あれか?
⁇国指定史跡で逗子市ハイキングコースの「名越切通コース」でも、思いっきり「閉鎖中」と書いてある、あれか⁇
⁉︎神奈川県民おなじみの心霊スポット「小坪トンネル」の真上にあるという謎の岩窟石塔群の、あれかーーー⁉︎
これは是非とも行かねばなるまい‼︎


ついでに、かながわの景勝50選の「光明寺裏山の展望」と「披露山公園」も近いから、逗子市ハイキングココースの「披露山コース」と「名越切通コース」をくっつけてしまえ~~そうすれば、コース内に逗子心霊スポットである「住吉城址の洞窟」とか「海前寺の首塚」とかも通るから、これは名刹とミステリースポットを巡るコースにもなるじゃない。
ということで「清めの塩」を懐に忍ばせ(ウソ)横浜から出発です

■ご参考までに、歩いたルート情報です。

◆逗子市ハイキングコース「披露山コース」「名越切通コース」「なぎさ~ふれあいロード」を部分的に接続/2016年3月21日(月曜日・春分の日の振替休日)

光明寺裏山からの展望と披露山公園という2つの「かながわの景勝50選」をめぐる披露山コースと、鎌倉幕府の防衛線である名越切通を抜ける名越切通コースをつなぐ逗子ヒストリカルミステリーツアーです。
距離:約7.3km  コースタイム:2時間(←正規ルートからの距離比例で算出)  難易度:1
区間:光明寺~光明寺裏山(50選)~小坪海岸~住吉城址~海前寺首塚~いろんな寺~披露山公園(50選)~披露山入口~名越切通(まんだら堂やぐら群)~法性寺~逗子駅
みどころ:光明寺裏山の展望、披露山公園、名越切通、まんだら堂やぐら群

参考ルート
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/global-image/units/40906/1-20130415105401.pdf


1.
JR逗子駅界隈のパン屋さんはどこもお寝坊さんで、10時開店、11時開店、そんなんばかり。そんな中で駅前のスーパー「SUZUKIYA」さんだけは朝から開いていて、その中に焼き立てパン屋さんも。お店のお姉さんもこれを二人で食べるとは思っていないだろうな~ってくらい買い込み、その上駅前の「大船軒」で稲荷寿司とおにぎりを上乗せ。お気楽モードのハイキングとは思えないランチ量を抱えてコース起点の光明寺へ。寺へ着く前に、すでにパン3個が消えた……最初の名刹「光明寺」は、思ってたよりもずっと大きなお寺で、山門も巨大~境内の桜はまだつぼみだったけど、ネコタが2匹お出迎え~お詣りの後にはウサはしっかりと御朱印をいただきました~

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2.
かながわの景勝50選「光明寺裏山の展望」を、目指して裏山に登ってみると、木造プラットホームが2基。すでに数人の年配男性がスケッチしてました~今日は見通し悪くて残念だったけど、天気が良ければ霊峰富士が綺麗に見えるそうです。展望台の周囲も路傍のいのちでいっぱい。たとえハイキングコースのマップを持っていたとしても絶対に見逃したであろう細い坂道(FieldAccessで発見)に入って、春の草花の間を小坪海岸に向かって下りていくと、途中の民家の庭先からおばちゃんがニコニコしながら「どこから来たの?」なんて聞いてきます~どうやらNHK大河ドラマ「真田丸」で高島弟さんの北条氏が「いい味」を出しているせいか、最近ここを訪れるハイカーが増えているようで、オバサンの説明ちも熱が入ります~

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3.
逗子マリーナへ下りる途中で「小坪隧道」という市道トンネルの上を越えました~すわ!ここが心霊スポットか?と思いきや、あれは県道311号鎌倉葉山線上にある。でもあれもこれも正式名称は「小坪隧道」。なぜ同名のトンネルが同一地域に2か所ある⁉︎ 理由ははっきりしないらしく、ある意味これもミステリーだな~
このあたりに住吉城址と錆び獲れた住吉神社があるらしいとの情報で、ほころび始めた桜を横目に、トンネル真上あたりのヤブに分け入ってみたけど、あえなく通行止めで撤退。まあ、いっか~ということで、住吉隧道という暗く狭いトンネルを夫婦歌いながら(だってコワいんだもん)通り抜けて、いったん海岸まで下り、そこから「正覚寺」というお寺さんへ登ってみると、地図上ではもっと奥に何かありそう……さらに登ってみると、ああ、ありました~「住吉城址(住吉神社)」。かなり錆びれたお堂でお詣りをすませて周囲を見渡すと、苔むした祠と大きな洞窟がぽっかり真っ黒な口をあけてます~~ここが心霊スポット⁇ ド真昼間だからのんきに見物してるけど、日が暮れたらここには居たくないかも~

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4.
海岸まで降りてみると、小坪飯島公園という海浜公園があって、その脇がちょうどシュノーケリングによさそうな岩場に。これは是非とも夏(初秋)に来てみたい~ちょうどお昼時。長蛇の列になっている「ゆうき食堂」を日本離れした逗子マリーナのヤシ並木を尻目に、次なる心霊スポット「海前寺の首塚」に。海前寺自体は海沿いの高台に立っていて、本堂?は新しくて明るい。その脇に細い上り坂を上がっていくと、お彼岸の花が添えられた無縁仏の墓標群と首塚がありました。昔はここに斬首場があったらしいけど、場所的にはけっこう見晴のよい場所です。

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5.
崖の迫った海沿いの集落の狭い小路を、地図たよりに小坪寺、小坪港、佛乗院のお願い地蔵、崖の階段を登って天照大神社を巡ります~もう、ハイキングコースの道標とか一切ないですね~ここまで何にもないと、かえって標識に惑わされることもない。でも、路傍のいのちはたくさん♪

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5A.
そしてウサクマは「逗子披露山庭園住宅地」という不思議な空間に。小高い小坪山(披露山)を造成した日本屈指の高級住宅地だそうで、バブル期には「日本のビバリーヒルズ」などと言われただけど、バブルは崩壊したのでしょう・・・なんとなく分かるような気がします~あの雰囲気。あっけにとられて写真を撮るのも忘れたので、Google StreetViewで雰囲気だけでも・・・

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6.
その不可思議空間抜けると、もう1つのかながわの景勝50選「披露山公園」でした。ちいさな動物舎か園内のかなりのスペースを占めていてビックリ‼︎ 今日のお天気では見通しが今一つだったけど、江の島が綺麗に見えてました~見通しがよければ、ここもその先に霊峰富士が見えるそうです。獲物(弁当)を狙う上空のトンビを警戒しつつも、ようやくランチタイム~どんだけ喰うんだ~~~

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7.
さて、ここでちょっと作戦変更。ここまでいろいろな名刹と心霊スポットをのんびり巡ってきたので時間押し気味。このままではまんだら堂やぐら群の公開時間ギリギリ。こういう場合のウサクマは決断早い! 要は優先度の問題。今回絶対に外せないのは期間限定公開の「まんだら堂やぐら群」ならば披露山公園から「なぎさ~ふれあいロード」という短いハイキングコースをつかって披露山入口バス停まで歩き、そのまま一般道を連絡道として利用して名越切通コースの途中に合流することに。この作戦が功を奏して、14時半には名越切通の入口に。う~ん、切通はいつあるいてもワクワクするな~切通を10分ほど登ると国指定史跡「まんだら堂やぐら群」に到着~思ったよりも大きな面積の遺構で、百メートル以上の崖にたくさんの岩窟が穿たれ、その中にたくさんの石塔が立ってます。この石塔1つ1つが納骨・供養のための石塔らしい、ということはここに一体何人の人が葬られているのか・・・敷地内には今は埋め戻された火葬のための遺構などもあるとのこと。これだけの規模の埋葬施設遺構ともなれば、夜は通りたくないな~しかも、ここの成立などに関してはいまだに不明な点が多いらしく、ミステリースポットの格をさらに押し上げてます~
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8.
興味深い遺構だったので、結局1時間以上も見学してしまった~名越切通を法性寺に向かうと、途中になんとも人懐っこいネコタ2匹、お出迎えしてくれました。こやつら、全然人を畏れないってか、メシよこせ~~~って感じで可愛い。そういえば、小坪寺に向かう途中でも、赤い首輪のネコタに出会った。今回のウサトレは、ひそかにネコタ遭遇密度の高いトレッキングです。

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9.
法性寺は線路脇の山門から奥の院(祖師堂、日朗廟所、法窟)、山王大権現の社、そして大切岸分岐付近までつづく墓地と、かなり広い境内のお寺で、境内全体が切岸に貼りつくように作られている感じ。途中の岩窟の窓から見えた遠くの石塔が、じつは奥の院の山王大権現に立った五重塔「山王様」だったり、奥の院の脇の岩山に日蓮さんが避難したという法窟(やぐら)があったりと、ここもなかなか興味深いお寺でした。

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10.
そして山号は猿畠山(えんばくさん)。日蓮聖人を助けたお猿に因なんだものだと思われ、山門の山号銘額には白猿が彫られていました~こういうのは初めて見ました。山門を出ると横須賀線の踏切が目の前に現れて、車の行きかう県道に。ここまでくると、ようやく山を下りたって気になります~伝説とミステリーに富んだ峠道。名越切通は鎌倉七口中でも古い面影が随所に残るところだそうです。逗子・鎌倉もまだまだ興味深いポイントがありそうです~逗子駅まで歩きながら、この界隈のコースをもっともっと開拓したくなったウサクマでした~で、ミステリーツアーからの無事帰還を祝いながら、逗子駅への道すがら「とうふ工房とちぎや」さんを覗き、横浜で焼肉打ち上げです~

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今回はこんなルートを歩きました。
(GPSログ)

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2016年3月 6日 (日)

UTK#1607: 三浦富士から三浦海岸をめぐるみち(2016-02-11)

Utk1607_ukn_2ウサクマ遂に富士山に!
『お茶の間の皆様、こんばんは。夜7時のUTKニュースです。2月11日木曜日、最初のニュースです。肉球防衛軍山岳保安隊三浦分所によりますと、気ままにマイペースな夫婦トレッキング「ウサトレクマン」を実行しているクマ氏とその妻ウサさんが、現地時間2月11日午前10時55分頃、ついに富士山山頂への登頂に成功したとのことです。かねてより富士山への強い思いを訴えてきたクマ氏とウサさんは山頂からの通信でその喜びを全国のウサトレファンを共有したいと述べており、現在の山頂183mの浅間神社奥宮でジジババ軍団と格闘して・・・』

Utk1607_00へ? 富士山なのに標高183m? ・・・そうなのです~ 今回のウサトレで登頂したのは公式な地理院地図でも、ちゃんと「富士山」と書かれているけれど、三浦半島にある富士山「三浦富士」だったのです~ 三浦富士への計画は、もうだいぶ前から「つなごうふれあい神奈川県♪」の第3コースとして立てていて、今回は京急長浜駅から三浦富士(標高183m)、砲台山(標高204m)、武山(標高200m)の3座を縦走する計画。そして、武山から京急津久井浜駅に下山したら、その勢いのまま三浦海岸の砂浜を歩いて、京急三浦海岸駅までつないでしまおう、という山あり海ありの楽しいコース設定です。

■ご参考までに、歩いたルート情報です。
◆三浦半島きままに散歩(丘陵のハイキングコースと味覚狩り)コースを延伸して三浦海岸駅まで/2016年2月11日(木曜日)
京急長沢駅から三浦富士、砲台山(大塚山)、武山を巡る丘陵のハイキングコース。三浦半島を囲む東京湾、相模湾を遠望しながら山道を行く、自然あふれるハイキングコース。季節により、周辺の観光農園でイチゴやさつまいも、みかんの味覚狩りも楽しめる。京急津久井浜駅からは津久井浜に出て、東京湾を隔てた房総の山なみを眺めながら砂浜を歩き、京急三浦海岸駅につなぐコースにしてみました。
距離:約10.0km  コースタイム:3時間10分(←正規ルートからの距離比例で算出)  難易度:2
区間:京急長沢駅(神奈川県横須賀市長沢)~東光寺~横須賀警察犬訓練所~富士山(三浦富士)~砲台山~武山~津久井浜駅~津久井浜~三浦海岸交差点~三浦海岸駅(神奈川県三浦市南下浦町)
(※正規ルートは津久井浜駅が終点、ルート距離は7.8km)
みどころ:三浦富士からの眺望、東光寺の鐘一打、武山不動院、観光農園での四季折々の味覚狩り(今回はパス)


0.
前回(UTK#1606)の権現山で、野鳥観察舎からメジロたちを撮影してスマホ内蔵カメラの限界を痛感し、あれから4日間、ずっと「一眼レフ復活」を考えてました~かつて様々な動物園・サファリパークのネコ科を収め、米国サンディエゴ動物園やワールドアニマルパークにまで持ち歩いた愛機コニカミノルタ α-7 DIGITAL。久しぶりにクローゼットから引っ張り出して点検。充電池/充電器OK。CFカードOK。レンズはSIGMA 70-300mm DL MACROとMINOLTA 20mmのカビ・ホコリ・キズOK。充電して試し撮り。動作に不安はない。問題は・・・これ、トレッキングにどうやって持ってくの~? お金をかけない方法を思案の結果、たどり着いた方法は、通常ストラップで首からぶら下げ、望遠レンズを「ペットボトル」よろしく、いつも使っている腰巻タイプのボトルホルダーに収めてしまう、というもの。イケる~これならイケる!

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1.
でもどこへ行く? デジタル一眼レフとは言え、2004年発売の光学式ファインダーなので、レンズと合わせればそれなりに重い。復帰戦なので、まずは眼レフ持ってどの程度ウサトレできるかを試すための軽めのコースをウサに選定してもらいました~それが富士山!いやいや「三浦富士」。 ここならせいぜい200㎜級の丘陵だし、コースも整備されているので厳しいところはなさそう。不用意に体を振られてカメラを岩にガツン!なんてこともないでしょう。さあ、眼レフ持って京急に乗りまっしょ~ 明け方は雲がかかっていたけど、横浜を出て少しするとひつじ雲から光がさして、なんか神々しい。京急長沢駅に到着した頃には、お天気はピーカンになりました。京急長浜駅からまずは東光寺へ。

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途中で白梅が綺麗に綻んでいたので、さっそく眼レフでパシャリ。う~ん、やっぱりこのボケ味がいいな~

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2.
東光寺はこじんまりとした🎋静かなお寺さん。山門の仁王様は小ぶりだけど立派ですね。そして鐘楼の前に来てみると、なにやら木箱が・・・「鐘一打百円。鐘楼堂の修繕費用にあてさせて頂きます」 やったーー❣️こりゃ絶対に鐘つくでしょ! 鐘撞くのは去年の10月に石老山へのウサクマ(UTK#1516)で顕鏡寺でついて以来。前回ウサトレ(UTK#1606)の弘法山山頂の鐘楼には『むやみに鐘をつくことはご遠慮ください』と釘を刺す看板があったので撞けなかったから、これはうれしいサプライズ❣ 各100円を木箱に収めて、いざいざ、ゴーーーーーン❗️❗んん~心にしみわたる鐘の音~鐘撞きたい人は多いから、修繕費確保のためにはいい方策かもね。

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3.
浅間神社の鳥居をくぐり、キャベツ畑(三浦がこれほどキャベツ作りをしているとは知らなんだ~)やミカン園のなかを、眼光鋭い野良ネコタと出会い、紺碧の空を舞うトンビなどを見上げながら、三浦富士へノンビリ登ります。

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なにやら犬の賑やかな鳴き声がしてきました~これが横須賀警察犬訓練所らしい。鉄扉から訓練所の庭を覗くと、いままさに一頭のシープドック?みたいな大型犬がトレーナーのお兄さんお姉さんと訓練中。門扉から写真をとっていたら、トレーナーのお兄さんがワンコを門扉の前に座らせて、写真を撮らせてくれました~トレーナーのお兄さんお姉さんもとっても優しいし、さすがに警察犬を目指すワンコはお利口ですな~ワンコの名前は「こうた」らしい。がんばって、立派な警察犬になってね~こうた君❣️

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4.
三浦富士への登りは信仰の道で、ところどころ急登になるけど、まあ概してお気楽モードでOK。途中で可愛いお地蔵様を拝んで、山頂に近づいてみると・・・なにやら騒がしい~ 下から見上げても分かるほど、山頂に人が溢れてる! 狭い山頂に数十人のオジサン・オバサンがやいのやいのと。何ともかしましい。 さすがに人気コースで沢山のグループが来てるな~と思ったら、この人数で1団体の大集団だったらしい~マジか――! 立ち去った後の静寂はひとしおでした~ 

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5.
三浦富士の山頂には小さな鳥居と二つの石祠、数基の石碑、二等三角点の標石なんかがありました~ここは麓に大きな鳥居のあった浅間神社の奥宮とのこと。で、ようやく山頂から落ち着いて眺望を楽しむと、左手には木立の隙間からちょっと逆光気味で神々しい金田湾。視線を右に転じていくと、三浦半島越しの相模湾、そして、おおお❣️本家の富士山が、少しかすんでるけど、真っ白な雪化粧で綺麗に見えるじゃないですか~Webの記事では森林に囲まれて眺望はあまりよくない、と書いてあったけど、葉の落ちた冬場は眺望いいみたい。これなら、ここに浅間神社を祀る気持ちも良く分かります。 山頂には小さな路傍のいのちも。SIGMAレンズのマクロ機能を使ってみました。

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6.
三浦富士から砲台山、武山は標高差のほとんどない尾根づたいの縦走。ここもたくさんの家族連れハイカーさんと同行だったりすれ違ったり。トレッキングというよりはハイキング、いやいやピクニック、と感じかね~朝の登り始めは結構冷たい風が強かったけど、昼が近づくと穏やかな好天になりました~砲台山は正式には大塚山っていうのかな。本当に大きな砲台跡があるんだね~昭和初期に海軍さんが設置したらしい。ここから浦賀水道を通過しようとする敵艦を狙ったのか? いやいや、ここに据えられたのは海軍の高角砲(陸軍でいうところの高射砲)らしい。ということは、対空砲なので任務はお空の防衛ですな。ここにはいまも「防衛省」の看板のかかった金網で囲まれた海上保安庁の武山受信所があって、パラボラアンテナがそびえていました。でも、山頂碑とかはないみたい。もともと砲台ということで、山頂は平坦に整備されていて、ここにもたくさんのハイカーさんが休息をとってました~

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7.
そして、武山。ここは信仰のお山で山頂には武山不動尊があります~武山も明確な山頂碑はないようで、本堂あたりの少し高くなっているあたりが最高地点らしい(という案内看板がありました)。本堂にお詣りを済ませたら、ウサはしっかりと御朱印をいただきました。宗教関係者はここまで乗用車で乗り入れられるみたいで、社務所は普通の住宅みたい。家の前に乗用車や原チャリとか停まってるから、余計に普通の住宅に見えてしまう~その便の良さのせいか、武山山頂は不動尊のほかに良く整備された展望台と休憩所、トイレなんかもあって、たくさんのオジサン・オバサンが和気藹々としていました。展望台からの眺望は抜群! 展望台下には休憩用のテーブルとベンチ。ハイカーのオバサン2人組の隣りに席をとって、ようやくランチに~

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山頂にはミカンの木とかあって、そこに「何かいる!」。一眼レフの300㎜望遠で覗いてみると、なんとタイワンリスさん!そっと観察。 目がキュルキュルでかわいいですね~いつもならばスマホのカメラでは絶対に撮れないリスさんのアップ。今回は眼レフ持ってるのでシャッター押しまくり~❣

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8.
武山から京急津久井浜駅への途中の民家の軒先、あ、ここにも梅が咲いてる・・あれ❓桃かな・・・あ!これって桜じゃねーの? そう早咲き河津桜なのか、桜が1本、三分分咲きに~そしてそこにはメジロも。 

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さらに歩いた円乗院では再び白梅とスイセンを、眼レフで写真とれました~このあたりからはもう一般の舗装路なので、多少コースから外れてもかまわずに津久井浜駅に~そのままの勢いで三浦海岸へ。

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9.
いいねいいね~風も収まって気温も上がってるから、海岸線を歩いても寒くないし、ウィンドウサーフィンとかやってる人もいて、ちょっと春っぽいね~三浦海岸の干し大根や、現在ルート計画中の対岸・房総の富山を眺めながら快調にふっとばし、17時前には京急三浦海岸駅のそばまでやってきました~あとは打上げだ!当初計画では、打上げ前にマホロバ・マインズで一風呂浴びてから、との計画だったけど、もう頭の中は「おすし❣️おすし❣」の大合唱~今日は行程もきつくなかったし、風呂は先日鶴巻温泉入ったからパスってことで、そのまま『回転ずし海鮮』さんへ。 まだ17時前とあって席も余裕。まずは生絞りグレープフルーツサワーと生ビール中ジョッキでカンパーーイ❣ 刺し盛り2人前は超豪華、今日のおススメにぎりで大満足~なんて楽しんでたら、気づくと背後には席待ちの長蛇の列!~風呂をブッチして、17時前に入店して正解でありました。

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今回はこんなルートを歩きました。 (GPSログ)

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2015年9月 3日 (木)

UTK#1403: 関東ふれあいの道/神奈川③荒崎・潮騒のみち(2014-9-6)

本記事の内容は2014年のものですニャ。
2014年の第3回ウサトレクマン実施は、第2回で「何にもないのニャ~」と嘆きながらトータルで30km近く歩いてから2週間経過した9月6日の土曜日に決行しました。今回は神奈川に戻り、「関東ふれあいの道/神奈川③荒崎・潮騒のみち」です。荒崎には2000年頃にシュノーケリングに訪れたことがあり、ところどころ懐かしい風景も。また、コース終点後は、そのまま「ソレイユの丘」まで歩き、アルパカのお子ちゃまと対面しました。
ただし、2014年当時は写真をブログにアップするなどという意識が全く欠如していたため、このコースも写真は少ないのです。つまりは・・・コースも短いが、記事も短いです。^^)

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/神奈川③荒崎・潮騒のみち/2014年9月6日(土曜日)
荒崎の岩礁に砕ける白波と和田長浜の砂浜が対照的な、相模湾の海岸をたどるみち。
距離:7.7km  コースタイム:1時間40分  難易度:1
区間:矢作入口バス停(神奈川県三浦市)~和田長浜海岸~荒崎~長井漁港~陸上自衛隊高等工科学校前バス停(神奈川県横須賀市)
撮影ポイント:荒崎の弁天島



ウサトレクマン前回の茨城⑱と比べれば、今回の起点は庭先。8時半過ぎの京浜急行でゆっくり三崎口駅へ移動し、そこから国道134号線をテクテク。途中でランチ用に「三浦パン屋 充麦」さんで美味しそうなパンをたくさんゲット。起点の矢作入口バス停へついてみると、分かりやすい関東ふれあいの道案内板。これを見ると、三崎口駅からここまでは「バス移動」らしい・・・甘い! 矢作入口バス停から少し集落内を歩いて円徳寺脇から和田長浜海岸へ。夏場は海水浴客で溢れるらしいが、すでに新学期も始まり、海岸は閑散。まさに「The End of Summer」の風情で潮風も心なしか寂しい・・・などと思っていたら、どかどかと出てくる岩礁。砂浜と岩礁がゴチャマゼなところやね~と岩礁を乗り越えていくが、下が砂地なもので、いい気になって岩から飛び降りていたら・・・腰ギク! 良い子の皆さんは岩から安易に飛び降りないよ――に。

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地球のパワーを見せつけるような地層を眺めながら佃嵐崎へ着くと、岩礁突端には休憩スペースができていて、なかなか良いポイント。岩礁と海をバックに写真なんかもパシャパシャ撮れるね・・・だが断る。いや、断らないんだけど、この当時はブログアップできるような写真、撮ってないんです~勿体ない。 岩礁の路傍のいのちなど愛でながら栗谷浜(くればま)漁港からお仙ヶ鼻を越えて、荒崎海岸に降りて、あらビックリ! 海岸の色が変わった! へぇ~不思議~などと感嘆しながらしばらく進んで弁天島に近づくと、波の浸食で岩礁がちょっと変わった洞に穿たれていて、洩れる光がいい感じ。

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この辺からお仙ヶ鼻の方を振り返ってみると、岩礁の色が黒から白に変わるのがバッチリ分かます~

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コース撮影ポイントの弁天島で写真を撮ったら、もうコース前半は終了。磯から荒崎公園へ登ると、ちょうどいい木製ベンチがあったので、朝買った「充麦」さんのパンをガッツリいただきま~す♪ 正直、コース後半はウサトレクマン的には「消化試合」。舗装された一般道を歩き、長井漁港。そして、昔来た時にも立ち寄った「長井水産直売所」で「荒崎早煮昆布」と「まぐろめしの素」を購入。後日、美味しくいただきました♪ 直売所を過ぎたら、終点まではひたすら歩くのみ・・・でもコース本道をちょっとズレると「長井海岸高潮対策施設」という防潮堤があり、堤防の上が遊歩道のように整備されていたりするので、「横道侮りがたし」

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コースは陸上自衛隊高等工科学校前バス停で終点ですが、その直前で「横道」へ逸れます~まだ時間も余裕があるので、ここから歩いて「長井海の手公園・ソレイユの丘」へ!何故か?そこに「アルパカの赤ちゃん」がいるという情報があったからです♪ ホントにこれで「ソレイユの丘」にたどり着くのか~~と思い切り不安になるような住宅地の細い路地を延々と歩き、ただただ広大な畑の中を突っ切り、自衛隊のレーダー基地を通り過ぎると・・・やった、ソレイユの丘なのだ~ゲートを抜けると、曇天にひまわり畑が妙に幻想的。

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ここでも何やら怪しい無線アンテナ群を横目にしながら園内を散策していると、いたーーーーー!アルパカくん!もう赤ちゃんというよりはお子ちゃま、くらいにはお育ちになっているようですが、もふもふで可愛いです~コース後半の消化試合で疲れた心が癒されます。さあ、あとは今回は横浜に戻って、お魚と鶏さんで打上げます♪

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2015年8月14日 (金)

UTK#1508: 関東ふれあいの道/東京①湖のみち(2015-7-19)

今年8回目のウサトレクマンは、台風11号が週末に日本海側へ逸れて立ち去り、関東地方が梅雨明けした7月19日の日曜日、3連休の中日に決行しました。今回はウサトレクマンの関東ふれあいの道・東京デビューとなる「関東ふれあいの道/東京①湖のみち」を歩いてみました。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/東京①湖のみち/2015年7月19日(日曜日)
「関東ふれあいの道」の出発点。都県境の尾根から見え隠れする津久井湖や相模川の景色は見事。また、小仏城山山頂からは相模湖、丹沢の山々、富士山などの眺望もすばらしい。梅の木平分岐で「関東ふれあいの道/神奈川⑭峰の薬師へのみち」に接続する。
距離:16.2km  コースタイム:5時間35分  難易度:3
区間:梅の木平(八王子市南浅川町)~三沢峠~大垂水峠~一丁平~高尾山~高尾山口駅(八王子市高尾町)
撮影ポイント:【1】梅の木平分岐の指導標識・案内板【2】大洞山の山頂標識



昨年6月にウサトレクマンを開始したときからの当座目標は伊豆ヶ岳と小仏城山。伊豆ヶ岳は6月に登り、今回は満を辞して小仏城山です。ウサトレとしても関東ふれあいの道の東京デビュー。目指すは、ぐるっと関東一円を周回する「関東ふれあいの道」の出発コース「東京①湖のみち」です。このコースの起点は「1日3本」しかバスがないことで有名?な「梅の木平バス停」。交通の便が悪いため高尾山口駅から梅の木平バス停まで歩いてしまうトレッカーも多い・・・だが断る。今回ウサトレは「あえて」梅の木平バス停へ「バスで」乗りつけます。バス停にバスで行くことがネタになるバス停というのも珍しい^^;
朝8:39の中央本線・相模湖駅発[八07]傾倒の神奈中バスを狙って、朝6時に横浜発。途中、高尾駅のパン屋「一言堂」さんで美味しいパンとおにぎりをゲットし、一部のパンはその場で賞味し、いざ相模湖駅へ。折しも台風11号の一過で天候上々、山道不安。そして遂に「梅の木平バス停」に到着です~

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梅の木平バス停近くの指標標識はあっさりしたもの。すぐそばに「峯の薬師北参道口」の石碑があり、ここも5月に津久井湖畔側の「東参道口」から登った峰の薬師の境内地内らしい。峰の薬師って結構大きいんだな~などと思いながら歩いていると、琴の調べが・・・ここが”奥高尾の隠れ里”とも言われる「懐石料理うかい竹亭」さん。我が夫婦には成層圏を突き抜けるほどの敷居の高さ、に見えますな~と舐め息をつきつつ、杉林の中を進むと「高尾グリーンセンター」という宿泊型の研修施設。ここから先は一般車両通行止め、の看板のすぐ先に、ようやく「関東ふれあいの道/湖のみち」の案内板がありました。立派な東屋もありますが、まだ歩き始めたばっかりで休憩してる場合じゃない。先に進むと案の定、台風の影響か、山道を横断するように幾筋もの水の流れが。

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それを跨ぎつつ30分ほど歩くと、今回2か所ある撮影ポイントの1つ、三沢峠の梅の木平分岐に到着です。前回5月に三沢峠に来たときには、ここから草戸山方面へ向かいました。今回は大垂水峠へ向かいます・・・って道が2つ。本道とまき道のようなので、ウサトレ的にはやっぱり本道の急坂へ。杉がメインの山道だが路傍にはオカトラノオやヤマユリが揺れて気持ちいい。でも、湖なんて見えないね~などとブツブツ言っていたら、ちょっと開けた視界。紺碧の空を映した湖面が・・・え?まさか茶色? 杉林の中を西山峠を越え、木の根の多い傾斜を行くと、良く整備された木製テーブルとベンチ、そして「手作りリュック掛け」のある休憩所に到着。ここで少し早めのランチをいただきました。木立の隙間からの眺望もよく、一緒に休憩していたオジサンから正面に見えるのが丹沢の大山だと教えていただきました。

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お腹も落ち着いてウサトレ再開。少し進むと見晴台ベンチ。残念ながら、すでに満席なので通過・・・と湖方面を望むと、やっぱり茶色!これも台風の影響だろうね。この辺りを歩きながらウサトレクマラジしてみると、なんと入感したのは「鎌倉エフエム」と「かわさきエフエム」~頑張って電波飛んでますね、とイヤホン付けたまま歩くと、中沢山(標高492m)に到着~山頂で里を見守る優しい観音様にお参りして、さらに進むと、コンピラ山(標高514.7m)。この辺りは木の根の張った小刻みなアップダウンが続きますので、コンピラ山の休憩所は広々してて良い場所です(眺望は望めませんが)。

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三沢峠から中沢山、コンピラ山と縦走して徐々に標高も上がり、このコース前半最後の一登りして大洞山(標高536m)に到着です。途中で大きなシオカラトンボが先導してくれました。ここがこのコース2つめの撮影ポイントです。大洞山をすぎると、急階段あり、土の斜面あり、で一気に140mほど下ります~国道20号線の車の音が聞こえてくると、まもなく大垂水峠。ここで梅の木平から8Kmの里程標。さすが「時の流れが3倍速い」ウサトレクマン(それって、要は歩くのが3倍遅いってことじゃね)。時刻はすでに午後3時近く・・・マジですか?ここでまだ半分? ま、いいか~緑に包まれた大垂水峠橋はなかなか素敵です。この辺りのウサトレクマラジでは、吉祥寺の「むさしのFM」が入感していました。この局の受信は今回が初めてです。

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国道20号沿いに少し歩くと、小仏城山へ向かう狭い上り階段。ここから小仏城山山頂まで、一気に280mを登ります。まずは狭い階段をひとしきり登ると、綺麗な沢が。台風の影響で水量は多い方かも・・・でも全然濁ってないのが気持ちいい。ここからしばらく、つづら折れの狭い山道を登りますが、いたるところ小川状態。そのつづら折れを抜けると杉林と広葉樹林が拮抗する尾根。「城山まで0.6km」の指導標識を見てあとちょっと、と思ったアナタ、甘いです~ここから始まる階段に次ぐ階段・・・階段って歩幅が合わないとめちゃくちゃ歩きづらい~この600mですっかりエネルギー切れになりました(絵日記でどーぞ)

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小仏城山山頂(標高670m)にようやく到着~もう何はなくともメシ!城山茶屋に突進し、なめこ汁をゲット!高尾駅の一言堂さんで買った広島菜漬おにぎりと美味しく頂きました~ここに着くまでは「このクソ暑い中でなめこ汁なんか食えるか」と思っていたのですが、エネルギー枯渇、塩分枯渇の体にはなめこ汁が染み渡ります~激ウマ! おつゆまで飲み干しながら、ようやく視線を遠方に向ければ、丹沢の山々、なかなか眺望を醸しています。茶屋の周りをうろついてみると、私の好きなアンテナ群が・・・「小仏城山デジタルテレビ中継局」と「相模原市防災無線 小仏城山中継局」とのこと。

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小仏城山から一丁平までは延々と整備された階段みちで少し退屈ですが、一丁平展望デッキからの眺望はなかなかのものです。台風の置き土産の雲が上空の半分を覆っているので、目を向ける方向によって風景がガラリと変わって面白い。丹沢方面を見渡すと、雲が切れて青空がのぞき清々しい感じ。少し首を右にふって富士山方面に目を向けると、黒雲の濃淡に夕陽が輝いて、これまた幻想的。

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ここからもみじ台へ登る階段の途中で、ふと横目で眺望を見ると・・・あーーー!富士山が顔を出してる!やった~ご褒美だね。
最後に高尾山へ。王道1号路の階段を登ると、やっぱり山頂にはネコタがいる~もう時刻は午後7時近いので、高尾山山頂(標高599.15m)で手早く写真を撮って、薬王院へ向かいます~と、途中の木道で日はとっぷり暮れて、黒々とした木々の彼方から「ぎゅるるる~」という声が!あ、これってムササビの鳴き声じゃね? なんてはしゃいでいたら、薬王院別院はすでに門が閉まってました~でも夜の薬王院もなかなかオツです。暗闇の浮かぶ天狗さんはちょっと怖いですが・・・その先で出会える可愛い「ひっぱり蛸」を撫でて、高尾山駅へ。時間が早ければ、ここのビアマウントで打ち上げるつもりだったんですが、もうこの時間では2時間制飲み放題のメリットがない!

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10
高尾山駅から清滝駅まで、夜の舗装路を歩いても面白味はないし、打上げの時間ももったいない。ここはケーブルカーで一気に降りることに決定!最初は「仕方なし」の感でケーブルカーに乗ったのですが、運よく車両先頭に陣取れたので、もうフロントのガラスにかぶりつき!アトラクションみたいで面白い~こっちに回って正解だったかも~などと童心に帰ってケーブルカーを楽しみました~安上がりな夫婦です。打上げは高尾駅に戻って、国道20号線町田街道入口交差点近くの「炭火焼肉ごしち」さん。広い席とアットホームな雰囲気でくつろぐ~おすすめ8種の焼肉も美味しく、酷使した脚に修復材料(タンパク質)を供給してくれました。

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)

鎌倉エフエム
・2015-7-19 12:23~13:12 82.8 MHz
・相模原市緑区三井・三沢峠~中沢山
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=35443(時々フェードアウト)
・この受信に対するQSLは、こちら

かわさきエフエム
・2015-7-19 13:15~14:01 79.1 MHz
・相模原市緑区三井/八王子市南浅川町(中沢山~コンピラ山)
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=45444~35433

むさしのFM
・2015-7-19 14:04~14:55 78.2 MHz
・相模原市緑区三井/八王子市南浅川町(コンピラ山~大洞山~大垂水峠)
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=45444~フェードアウト


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2015年7月18日 (土)

UTK#1402: 関東ふれあいの道/茨城⑱水の恵みと水田地帯のみち(2014-8-23)

本記事の内容は2014年のものですニャ。
2014年の第2回ウサトレクマン実施は、第1回から2か月経過したお盆明け、8月23日の土曜日に決行しました。今回は神奈川を離れ、いきなり茨城へ。「関東ふれあいの道/茨城⑱水の恵みと水田地帯のみち」です。このコースは一都六県に跨る「関東ふれあいの道」全体のなかで最長のコース距離を持つコースで、まだまだ残暑厳しい8月下旬に歩くには少々無茶かな~と思われましたが、ココを選んだ理由が2つ。1つは、8月29日〆切りの「茨城県稲敷市ゆるキャラデザイン募集」のための稲敷市の取材、そして8月23日に開催される「いなしき夏まつり花火大会」。もう、トレッキングとはビタ一文、なんの関係もございません! しかも、土浦で一泊して、翌日には「つくば宇宙センター」へ行こう、という実に野心的な計画でございます。
ただし、2014年当時は写真をブログにアップするなどという意識が全く欠如していたため、写真がほとんどありませんでした・・・なので、コースは最長距離ですが、記事自体は超特急でサクッと駆け抜けます^^)

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/茨城⑱水の恵みと水田地帯のみち/2014年8月23日(土曜日)
コースは平坦で舗装されている場所がほとんどですが、歩行距離が関東ふれあいの道の中で最長の26.5kmもあり、またトイレなどの施設が少ないため、コース中間地点にある和田公園では休息を取ることをおすすめします。
距離:26.5km  コースタイム:5時間30分  難易度:2
区間:古渡橋(茨城県稲敷市古渡)~西ノ洲岬~浮島~和田岬~稲敷大橋~上之島~水郷大橋(千葉県香取市佐原)
撮影ポイント:浮島園地案内板



起点はウサトレクマン定石のコース逆行で水郷大橋。最寄駅はJR佐原駅。え?茨城のコースなのに、起点は千葉の佐原なんだ~でも、どちらにしても横浜からはかなり遠い。朝4時台の電車に乗って出発。佐原には朝7時過ぎに到着。まずは「茨城県稲敷市ゆるキャラデザイン募集」のための稲敷市の取材ということで、コース起点でもある水郷大橋からカマキリさんとともにバスに揺られて稲敷市立歴史民俗資料館へ。ここで鳥獣戯画のような兎いっぱいの相撲錦絵や第7代横綱「稲妻雷五郎」を勉強。ゆるキャライメージは固まりました~で、稲敷市立歴史民俗資料館から再びバスで少し戻り、稲敷市遊佐の「水郷大橋4.2km」指導標識からコース合流。

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稲敷市本新地区の土手を延々と歩き、稲敷大橋を渡って、浮島地区を延々と延々と歩きます~もう視界の半分は常に広漠たる霞ケ浦で、他には「なんにもないのニャ~」。

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水切れでかなりヤバくなったころに浮島園地(和田公園)に到着。ここでの飲料水補給とトイレは絶対忘れるべからず! 和田公園を出ると終点・古渡橋まで、再び視界の半分は常に広漠たる霞ケ浦。延々と延々と延々と歩く・・・何にもないのニャ~。売店なし、自販機なし、トイレなし。見どころなし・・・
あ!一カ所だけあった!。飯出舟溜りから堂崎鼻へ向かう途中にあった、霞ケ浦に半分水没している廃屋!あれは不思議。なぜここに建っているのか?なぜ水没しているのか?なぜ放置されているのか・・・シチュエーションがまったく謎なのです(写真撮ってなかったのが残念!と思ったら2014年のGoogleストリートビューでも映ってました~ちょっと拝借て紹介しちゃいますね)

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和田公園から3時間半、歩き続けて、ようやく古渡橋に到着しました~この後は、トレッキング外のお楽しみ。古渡橋から稲敷総合運動場まで1時間ほど歩くと、あたりはお祭り気分。「いなしき夏まつり花火大会」で、花火を眺めながら屋台の焼き鳥とビールで乾杯♪ 今日の打上げです。花火後は土浦まで移動して一泊。

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翌日は「つくばエキスポセンター」。ウサトレクマラジで「ラヂオつくば」を聴いてながらランチをいただき、20数年前に仕事で設計に係わった人工衛星「きく」と対面! 懐かしい~;;)

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)

NHK水戸FM放送 
・2014-8-24 4:51~5:38 83.2 MHz
・土浦駅前のビジネスホテル室内
・SONY ICF-SW7600GR+内蔵ロッドアンテナ
・SINPO=35343

IRIBラジオ日本語
・2014-8-24 5:52~6:30 11,830 kHz
・土浦駅前のビジネスホテル室内
・SONY ICF-SW7600GR+内蔵ロッドアンテナ
・SINPO=44444

ラヂオつくば
・2014-8-24 12:37~13:00 84.2 MHz
・つくばエキスポセンター内レストラン(1F室内窓際)
・SONY ICF-SW7600GR+内蔵ロッドアンテナ
・SINPO=45343

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2015年7月13日 (月)

UTK#1401B: 三崎朝市と関東ふれあいの道/神奈川②油壷・入江のみち(2014-6-22)

2014年にウサトレクマンを始めたときには、その様子をブログにアップするなどとは夢にも思いませんでしたが、やはり記録に残すというのは楽しいですね。ですので、昨年のウサトレクマンについても、時間をみつけて追々アップしていこうと思います。ただ、この当時はマメに写真撮ってないので、掲載する写真が品薄・・・ま、いっか~
ということで、2014年の記念すべきウサトレクマン第1回の記録です。

ウサトレクマン第1回は、入梅の合間を縫って2014年6月21日の土曜日に決行しました。神奈川県民としては、第一歩で行くべきは「関東ふれあいの道@神奈川①三浦・岩礁のみち」です。このコースは、海辺づたいのコースなのに「難易度3」、そんな海沿いコース、他にはありません。初めてのトレッキングとしては、少しハードル高いかな~なので日帰りではなく、コース終点に近い城ケ島で一泊し、翌日には関東ふれあいの道@神奈川②油壷・入江のみち、を歩くことにしました。今回はその2日目です。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/神奈川②油壷・入江のみち/2014年6月22日(日曜日)
マグロの水揚げで有名な三崎漁港からヨットハーバーのある油壷まで、静かな入江と丘陵地帯を歩くみち。
距離:3.4km  コースタイム:1時間  難易度:1(ほとんど舗装車道)
区間:三崎港バス停(三浦市三崎)~歌舞島公園~見桃寺~諸磯湾~油壷湾~油壷バス停(三浦市三崎町小網代)
撮影ポイント:油壷湾ヨットハーバー



初めてのトレッキングでぐったり爆睡して目覚めた城ケ島の朝は雨。SONY ICF-SW7600GRを持ちこんでいたので、まずはウサトレクマラジ。短波も入るのでイランのIRIBラジオ日本語の入感状態をチェックしてから、さっそくバスで三崎港へ。三崎朝市に来ました~小雨の中でもたくさんのお客さんが来ていますね。少し肌寒いので温かな「まぐろかき揚げそば」と「まぐろ汁」で「あったまる~♪」。もう少し朝ごはんもお腹に入れたいよね~ってことで「まぐろトロちまき」も頂きました。そして、お目当ての「三崎朝市出身!! まぐろぱん」。あったあった、しかもラスト1個!ラッキー♪(このまぐろぱんの運命を、この時は未だ知らないウサクマであった・・・)

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いったん宿に戻ってチェックアウト。ふたたびバスで三崎漁港へ。ここから今日のウサトレクマン開始です。今回はここから油壷マリンパークまで歩きます・・・って、本当にただの一般車道を歩くんだね。昨日のトレッキングシューズじゃなくてクロックスに履き替えてきて正解!歌舞島公園の脇を通過(公園への入口が見つからなかったーー;)し、海外町を歩くと、切り通しのような崖に褶曲模様が! どうやらこれが噂に聞く(初めて聞いたけど)「スランプ構造」らしい。なんとこれも「神奈川県指定天然記念物」で、固まっていない堆積物が一時的に海底などの斜面を滑り下った結果生じた特異な堆積構造、です。ほほ~これも地学好きの心をくすぐりますな~

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でも、マジにそれ以外に何にも見るところ、ないね~~と路傍の茂みにときどき現れる赤いカニ(ベンケイガ二かな)につぶやきながら、ひたすら丘陵を歩くと、油壷湾のヨットハーバーに到着。どうやらここがこのコースの撮影ポイントらしいのですが、とくに案内板もなく、よく分からん。とりあえず写真を撮っておきました。コース終点の油壷バス停まで来て、ようやくこのコースの案内板を発見。見どころは「スランプ構造」とのこと~やっぱりっていうか、それ以外にないもんね。短いコースなので、今回のトレッキングはここまで。

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せっかくここへ来たのだから、久しぶりに油壷マリンパークへ。妻情報によると、なんでも「カワウソ君と握手」できるらしい。動物園好きのウサクマは、カワウソ大好き!どこの動物園にいってもかぶりつきでカワウソ見てます。そのカワウソと握手。園内に行ってみると、さすがに長蛇の列。そして・・・妻が「本日最後の1枚」のチケットをゲットしました!カワウソ君と仲良く握手する妻を羨ましそうに眺める夫の哀愁を絵日記でどーぞ^^;)

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さて、そろそろお腹もすいてきた。三崎朝市で買ってきた「まぐろぱん」と「まぐろバーガー」でランチ♪ 夫婦で気付いていない「注意看板」、ひそかに獲物を狙う黒い影・・・このコワい状況も絵日記でどーぞ。

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ランチを食べそこなったので、もう腹ペコ~~横浜駅に戻って、焼き鳥屋へ駆け込みました。
トンビのバカやろーーーー!焼いて喰うどーーー!

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)

IRIBラジオ日本語
・2014-6-22 5:53~6:20 11,830 kHz
・城ケ島ペンション客室内
・SONY ICF-SW7600GR+内蔵ロッドアンテナ
・SINPO=55555
・この受信に対するQSLは、こちら


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UTK#1401A: 関東ふれあいの道/神奈川①三浦・岩礁のみち(2014-6-21)

本記事の内容は2014年のものですニャ。
2014年にウサトレクマンを始めたときには、その様子をブログにアップするなどとは夢にも思いませんでしたが、やはり記録に残すというのは楽しい。ですので、昨年のウサトレクマンについても、時間をみつけて追々アップしていこうと思います。ただ、この当時はマメに写真撮ってないので、掲載する写真が品薄・・・ま、いっか~
ということで、2014年の記念すべきウサトレクマン第1回の記録です。

ウサトレクマン第1回は、入梅の合間を縫って2014年6月21日の土曜日に決行しました。神奈川県民としては、第一歩で行くべきは「関東ふれあいの道@神奈川①三浦・岩礁のみち」です。このコースは、海辺づたいのコースなのに「難易度3」、そんな海沿いコース、他にはありません。初めてのトレッキングとしては、少しハードル高いかな~なので日帰りではなく、コース終点に近い城ケ島で一泊し、翌日には関東ふれあいの道@神奈川②油壷・入江のみち、を歩くことにしました。まずは初日の三浦です。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/神奈川①三浦・岩礁のみち/2014年6月21日(土曜日)
三浦半島の先端部の海岸を歩くコースで、浦賀水道や房総半島の山なみを眺め、磯遊びを楽しみながらのハイキングができるみち。
距離:11.0km  コースタイム:2時間30分  難易度:3
区間:松輪バス停(三浦市南下浦町松輪)~剱崎~江奈湾~毘沙門天~盗人狩~宮川町バス停(三浦市宮川町)
撮影ポイント:盗人狩の海岸にかかる木橋



今回のコースは三浦。横浜在住の身としては御膝元感もあり、朝はゆっくり準備して8時過ぎに横浜を出発。京浜急行の三浦海岸駅からバスでコース起点の松輪バス停へ。「岩礁のみち」への起点だからてっきり海岸や漁港あたりが起点かと思っていたら、バスが到着したのは丘陵の畑の真っただ中・・・マジですか。しかし、バス停近くに関東ふれあいの道の案内板があり、無事にオン・コース。丘陵を海岸に向かって歩き、間口漁港から海岸へ。指導標識には「海づたいに剱崎へ」・・・道じゃないんですね~さすが海岸コースでありながら「難易度3」。ウサトレクマンのデビュー戦の相手に不足無し!と気合を入れていざ岩礁のみちへ。 このあたりの岩礁はスケールの大きな地層が一面を覆っていて、地学好きにはたまりませんな~

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剱崎灯台付近の潮溜まりは、ものすごい透明度で、これはシュノーケリングで海の中を覗いてみたい! でも、海釣りをしている人も多いし、潮もかなり速そうだから海に入るんだったら相当に注意しないと。岩礁は植物なんていないと思っていたら、とんでもない。「路傍のいのち」の宝庫です。ところどころ岩壁に貼りつくような小路があります。以前に南伊豆中木のトウナイ浜へ渡る断崖絶壁のクサリなし場を歩いたことがあったので、この程度は余裕余裕~と思ってたのですが、久しぶりに足を踏み入れてみると・・・ガタブル^^;)

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コース中間あたりで江奈湾の案内板。ここから少し陸に上がります。ふたたび丘陵地帯の畑道へ。へえ~このあたりは一面のスイカ畑なんだ。まだ6月で畑には赤ちゃんスイカがスクスクと育っています。それを見ながら「スイカ~スイカ~お腹スイカ~」などとはしゃいでいたら指導標識を見落としました(絵日記でどーぞ)。でも道を間違ったおかげで少し早めに目的地の「毘沙門茶屋」に到着~とっても風情のあるお店で、お刺身、天ぷら、焼き魚を頂きました。

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美味しい定食でお腹も充実。間違った道を戻って毘沙門湾へ。しばらく歩くと切り立った断崖と夏草に覆われた洞窟が見えてきました。これが「毘沙門洞窟」のようです。解説板をみると、単なる洞窟ではなく「弥生時代住居址群」という県指定史跡になっていました。残念ながら、この時は中には入れませんでした。洞窟を過ぎ、時折草むらにネコタを発見しながら進むと、ユニークな岩礁地帯とでっかいアンテナ群が。このあたりは電波塔、多いですね~その影響か、一般の生活圏からかなり隔絶された岩礁地帯にもかかわらず、スマホのアンテナは「バリ5」状態。横浜の自宅よりも強いんじゃね? 無事に初めての「コース撮影ポイント」である「盗人狩」で撮影もできました。

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今にして思えば、明日の「事件」(UTK#1401Bを参照ください)を予兆するかのような「トンビの羽」も、この時は戦利品のように胸に差し、意気揚揚。岩礁から薄暮のアンテナ群を眺めながら歩き通し、コース終点の宮川バス停にたどり着いたのはだいぶ日の陰ってきた18時過ぎ。このまま三崎港まで歩いちゃえーーー! その後は当然、記念すべきウサトレクマン初日の打上げ。三崎港の「立花本館」さんで、リーズナブルな鮪料理を堪能しました。今日はこのまま城ケ島へ行き、そこで一泊。あすは三崎朝市を堪能したあとで、UTK#1401B 関東ふれあいの道@神奈川②油壷・入江のみちを歩いて、油壷マリンパークへカワウソ君を訪ねます~♪

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2015年7月 2日 (木)

UTK#1507B: 関東ふれあいの道/埼玉⑪義経伝説と滝のあるみち(2015-6-14)

今年7回目のウサトレクマンは、梅雨真っただ中の6月13日から14日にかけて、一泊二日で決行しました。今回はウサトレクマンの関東ふれあいの道・埼玉デビュー。初日は「関東ふれあいの道/埼玉③伊豆ヶ岳をこえるみち」を。飯能市の吾野宿で一泊して2日目は「関東ふれあいの道/埼玉⑪義経伝説と滝のあるみち」を歩いてみました。さて2日目です。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/埼玉⑪義経伝説と滝のあるみち/2015年6月14日(日曜日)
義経伝説の残る顔振峠は、奥武蔵、奥多摩の山なみと、その向こうに遠く富士山を望む。かつて、山伏たちが修行したといわれる黒山三滝は、深山のおもむきがある。
距離:8.0km  コースタイム:2時間20分  難易度:2
区間:吾野駅(飯能市坂石町分)~顔振峠~傘杉峠~黒山三滝~黒山バス停
撮影ポイント:黒山三滝(男滝、女滝)




昨日の「関東ふれあいの道/埼玉③伊豆ヶ岳をこえるみち」の疲れからか、一泊した「休暇村 奥武蔵」ゆったりベッドで爆睡。気づけば夜明け。でも目覚めてみると外は朝もやで天気がよく分からない・・・ま、いいか。とりあえず朝食前のひと風呂は必須でしょ~~と覗いてみると、おお~~独占状態!お客さんいないのをいいことに写真パシャパシャ。鳥のさえずりを聞きながらの露天風呂はサイコーですな。風呂から上がって、ウサトレクマン恒例のたっぷり朝ごはんをいただき、今日はすこしノンビリめにチェックアウト。売店で見かけた「神社エール」を指をくわえて眺めていたら、宿の送迎バスの発車時間に!あたふたあたふた~今回のコース起点である吾野駅までバスで送ってもらいました。

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吾野駅もハイキング客は重要らしく、駅前にはハイキング看板がたくさん。この駅の標高は185mらしい。昨日の正丸駅はたぶん300mくらいだから100mほど低いけど、今回登る顔振峠や傘杉峠のコースは最高点でも600mちょっと。昨日の正丸駅から伊豆ヶ岳よりは標高差は小さいので、この時点では夫婦のんきに構えております~ここも駅前には関東ふれあいの道の立派な案内版がありました。さあ出発!駅前の「顔振峠⇒」に従います・・・ってここもやっぱり出だしは急な下り階段です。この辺の駅はみな、集落や街道よりも一段高台にあるようなので、どうしても最初は急な下り階段、なのでしょう。下まで降りて秩父往還に出ても、コース標識はしっかり。高麗川沿いに歩くと、微笑ましい「秩父往還吾野宿」案内図が立っていました。きっとこのあたりの小学生とかがみんなで描いたんでしょうね。秩父往還の右車線側をレトロな吾野宿を眺めながら歩いていると「顔振峠」の標識出現。右側を歩いていて右側に標識があったので、何も考えずに標識を右折~~~坂石桜という大きな桜の木で行き止まり。あれ~?戻ってみたら「顔振峠」の標識には、ペイントされて「いない」矢印がーーー!しかも右折ではなく左折!まったく、人間の潜在意識というものはいい加減なのだ。標識はちゃんと確認せねば、ね^^;

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しばらく吾野の中学校なら民家やら「ホタル生息地」の点在する「里」を歩いて、県道61号越生長沢線へ。ここから高麗川へそそぐ支流に沿って風影に向かいます。周囲の様子は一気にハイキングモード。「路傍のいのち」もたくさん。ひさしぶりにモンシロチョウを写真に収められました。昨日はアゲハと綺麗なカメムシを撮ったし、今回は刺さない虫たちにたくさん出会えてうれしい! スズメバチ、ムカデ、ケムンパスは苦手です~ しばらく歩くと「顔振峠辰巳街道」という標識。「是より峠まで歩四十五分」と達筆で書いてある~まあウサトレクマンなら「倍」で考えておいたほうが無難だね~などと妻と笑っていると「あ!クマだ!!」と一瞬ふたりとも化石状態。でも「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とおんなじ。近づいてみれば何のことはない、ただの杉の枯れ枝の束でした~(だいたいこの色だったらヒグマじゃねーか、この辺にゃヒグマはいね~よ^^;

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県道61号が林道風影線と名前を変えるあたりに関東ふれあいの道の指導標識出現。矢印はもっと静かな細めの舗装路を指しています~こちらは林道風影東沢線というらしく、100mほど行くと未舗装路にあり、さらに進むと「顔振峠」への標識が・・・え?これ道ですか?沢ですか? でもいい感じのウサトレクマンな道です。おもしれーーー!\(^O^)/ ひとしきり岩のゴロゴロした沢のような急坂を登ると、ガレと粘土質がしっかり踏み込まれた山道に。途中、大きな杉の木の根元の樹洞に七福神さんが祀られていました。

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このトレ道は何度か林道風影線を横切ります。その手前の階段に「なんか変わった虫がいる~」と立ち止まる妻。よくよく見てみると、それはラブラブ中の虫さんカップルでした~「こっちが苦労して歩いているのに!リア充、爆発しろーーー!」とはそろそろお腹のすいてきた妻の怒り・・・は絵日記でどーぞ^^;) 林道風影線を横切ると視界が開け、眼下には風影の集約が、そして遠方には奥武蔵の山なみが。今日はすこしガスが多くて見通しがよくありませんでしたが、ココに立っていた案内板によると一番右手の武甲山から始まり、奥武蔵と奥多摩の山なみ。そして遠く富士山までが眺望できるそうです。義経が絶景のあまり顔を振り振り登ったという伝説は、このあたりでしょうか。ここを過ぎると摩利支天のお堂。このお堂はまだ新しく、平成になってから宗派にこだわらない萬霊供養堂として建立されたとのこと。風影の里を見下ろせる絶好の場所に建ってますね。摩利支天のお堂を過ぎると、急階段の上にようやく「平九郎茶屋」の看板が!ようやく顔振峠(標高500m)に到着です~「是より峠まで歩四十五分」の標識から75分。まあウサトレクマン的には巡航速度、って感じです。

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「平九郎茶屋」で見かけた「秩父コーラ」の看板に後ろ髪引かれながら(そんなんばっか!)、しばらくは舗装された林道奥武蔵2号線を歩き、いよいよ傘杉峠への道に入ります。入ってすぐに「役行者」への分岐が。小松左京とかのSF好きには何かと縁のある古代の超能力者、役行者。この先に像があるらしいのだが、今回はパス。後で調べてみると道はけっこう険しいらしい。「傘杉峠」の名前の由来は知りませんが、なんとなくここの杉はこれまでの道に生えていた杉より大きい気がする・・・気の問題かもしれませんが、その木の根元にコンパクトサイズの我妻が経つと、否応にも巨木に見えてしまうのです~木の根の張ったしっかりした道ですが小刻みにかなりの角度で昇り降りしますので、けっこう「登ってる感」があります。途中に休憩ベンチを見つけて、ようやくランチタイム♪ 「休暇村 奥武蔵」の朝食の残りやらお部屋にあったお茶請けやらで小休止(こうゆうのが携帯しやすくて、どこでも食べられてGood)。ベンチからほどなくで傘杉峠に到着です~

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傘杉峠にも関東ふれあいの道の案内板がありましたが、こちらは埼玉⑫「グリーンラインに沿ったみち」のもの。今回の埼玉⑪とこの埼玉⑫は、吾野駅から傘杉峠までは行程が重複しています。しかも埼玉⑫は22kmの長尺コースで、今回の埼玉⑪の3倍近い距離。どう攻略するか、現在妻が計画中~今回はこの傘杉峠から黒山三滝へ下ります。この下り坂も苔むした大きな岩がゴロゴロで、小規模ながらクサリ場もありました。木々が鬱蒼としているので、草花はかえって少ないのですが、まだまだこれから、という風情の額紫陽花が綺麗です。途中、まるで絵に描いたように綺麗に傘の開いたキノコを発見!まだまだ菌類の知識は乏しく、全然わからん。後で調べよーーっと。あ、やっと沢が出てきました~やっぱり山中を歩いていて沢があると嬉しい~でも、この辺の道は湿って苔むした岩がゴロゴロ。お~い気を付けろよ~~~ぐわーーーー!すってんころりん^^;(とても写真には撮れないので絵日記でどーぞ)

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どんどん下りてくると、サラサラという沢の水音から、ザーーーーという滝の轟きに変わってきました。どうやら黒山三滝も近い!と思った頃、「天狗滝」の指導標識が出現。うん、すぐ近くで滝の音がする・・・でも何処?水音のするほうを覗いてみると、まだ滝の上流にいるようで、左手の方から滝の流れ落ちる音と、子供たちが騒ぐ声が! クサリの張られたつづら折れの道を下りていくと、小学生と思しき少年らとお母さんが登ってきました~さすが少年!この危なっかしい道を猛スピードで駆け上がっていきます~で、滝壺まで降りてみると、ようやく天狗滝が・・・みえました? うんうん、たしかに滝、あるね~今は水量が少ないのかしら。落差と雰囲気はいいんだけど、今はちょっとさびしい感じの滝です。そして、ようやく男滝・女滝に。こちらも小ぶりな滝ですが、この3つの滝を合わせて、1950年には新日本観光百選の「瀑布の部」で第9位に選ばれたそうです。室町時代から修験者の修業の場として知られた、めちゃめちゃ由緒正しい滝、なんですね~さびしいとか小ぶりとか言っちゃダメ・・・いやいや主観ですから。

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黒山三滝の入口に出てみると、郷愁あふれる観光アーチが~~ある意味正しいレトロ観光地ですね。このすぐ先で今回の終点・黒山バス停に到着~途中でコケたりしましたが、今回のトレッキングも無事に完了です。ここからバスで越生駅へ。越生も「ハイキングの町」なんですね~マスコットキャラの「うめりんちゃん」可愛いです。やっぱり今回の打上げはココ越生でしょう! なんだけど・・・日曜日は商店街、あんまりやってないのかな~で、見つけた「そば処よしひろ」さん。ここでモツ煮をつまみに、ビールと地酒「生越梅林」で打上げ。隣りで飲んでた地元のオジサン曰く、この辺の山は今植林された杉の密度が高くて、山に登っても全然見透しが効かないけど、俺たちが子供の頃はものすごく眺望がよかった、とか。いきなり登山姿の夫婦が入ってきて酒飲み始めたので、興味を持っていただけたらしい。去年の順礼峠の手前でお地蔵さん談義してくれたオジサンもいたけど、やっぱりこの恰好しているとよそ者の敷居がぐっと下がるらしい。さて、〆はやっぱりお蕎麦。今回のウサトレクマンは昨日の正丸駅売店のきのこそばで始まり、そば処よしひろの天ざるで終わる、という蕎麦トレッキングでした。

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)

FM NACK5
・2015-6-14 18:35~19:03 79.5 MHz
・越生駅前そば処よしひろ店内
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=55555
・この受信に対するQSLは、こちら

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2015年6月30日 (火)

UTK#1507A: 関東ふれあいの道/埼玉③伊豆ヶ岳をこえるみち(2015-6-13)

今年7回目のウサトレクマンは、梅雨真っただ中の6月13日から14日にかけて、一泊二日で決行しました。今回はウサトレクマンの関東ふれあいの道・埼玉デビュー。初日は「関東ふれあいの道/埼玉③伊豆ヶ岳をこえるみち」を。飯能市の吾野宿で一泊して2日目は「関東ふれあいの道/埼玉⑪義経伝説と滝のあるみち」を歩いてみました。まずは初日です。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/埼玉③伊豆ヶ岳をこえるみち/2015年6月13日(土曜日)
奥武蔵の盟峰・伊豆ヶ岳のクサリ場(男坂)はちょっとしたロッククライミングの気分を味わえる。沢沿いの道もあり、沢もせせらぎを聞きながら歩くこともできる。
距離:14.5km  コースタイム:4時間30分  難易度:3
区間:吾野駅(飯能市坂石町分)~子の権現~高畑山~古御岳~伊豆ヶ岳~正丸峠~正丸駅
撮影ポイント:伊豆ヶ岳山頂地名板




今回もウサトレクマンお得意のルート逆走。起点を正丸峠の最寄駅・正丸駅としました。横浜から正丸峠って、めっちゃ遠くね?と思ったのですが、最近では東急東横線が東京メトロ副都心線へ直接乗り入れしているので、なんと横浜駅から飯能駅まで乗り換えなしで行けちゃいます!横浜在住の身としては嬉しい鉄道連携で、横浜から埼玉の日帰りトレッキングに大きな選択肢を与えてくれます。で、まずは朝7時少し前に横浜駅を出発。途中、入間から飯能まではウサトレクマラジで入間のコミュニティFM局「FM茶笛(チャッピー)」で”たっちゃん”市長さんのお話を聴きながら、ちょうど2時間、飯能駅で西武秩父線に1回乗り換えただけで、9時少し前には正丸駅に到着しました。梅雨真っただ中で心配されたお天気も好転。正丸駅は30分ごとに電車が来るたびに、駅前の人口は10倍に。そんな駅前にあるレトロな売店。おそば屋さんとみやげ物屋さんを兼ねていて、いい雰囲気。ここでまずはエネルギー充填!夫婦で美味しい「きのこそば」をいただきました~

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駅前には、今回のコース「伊豆ヶ岳を越えるみち」のまだ新しい案内板が。いよいよ今回のトレッキング開始。まずは小さな駅前広場の隅に立っている標識に従って、はいはい、こっちね~~~って、いきなりの急階段。階段を下りると里山道が沢沿いに続きます。500mほど行くと、唐突に現れる御休み處の中丸屋さん。いかにも昔から峠のお客さんを相手にしてきたレトロな趣きの店構えで、気さくなおばちゃんがまんじゅうやお団子を売っています。ここで草餅とまんじゅうをゲット~さっきの駅前売店で買ったパンとお菓子と合わせて、これを今日のランチにします。里山道の脇にはユキノシタ、半夏生など「路傍のいのち」がたくさん。鮮やかなピンクの花には大きな黒いアゲハは止まっていました。

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中丸屋さんから草木を眺めながらのんびり20分ほど歩くと、道は舗装路からトレッキングコースぽくなってきました。木立で直射日光も和らいで気持ち良いですな~などと言っていたら、道はどんどん急峻で岩と倒木がゴロゴロする沢筋のような登り坂。しかし今回はしっかりしたトレッキングシューズで来ているので問題なし~などと結構歩いた気になっていたところに現れる苔むした里程標。赤い線がまだほんのちょっと!先は長い~正丸峠の御膝元「奥村茶屋」への上り階段は、結構きついです。

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正丸峠を越えると尾根道へ。まずは小高山(標高720m)に。このコースは木立の密度が高すぎて、新緑のこの季節は尾根づたいを歩いているのにほとんど眺望は聴かないのがちょっと難点だな~ここまで尾根を歩いて来て、そんなことを思っていたら、ようやくここで少しだけ視界が開けました。ここでさっき買った草餅をいただいて、次の五輪山(推定標高770m。地図や山頂名板に記載なし)へ。みなさん、五輪山の山頂名板には注意しましょう! 打ちつけてある釘の部分が朽ちていて、触ると簡単に壊れます^^;(実際に触ったらすぐに名板と杭が泣き別れ・・・すぐに戻しましたけど)この辺りの山頂には休憩用ベンチがたくさん置いてあり、トレ客がたくさん往来していて賑やかです。

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いよいよ伊豆ヶ岳。うわさに聞く山頂直下の男坂に到着。「落石注意」「落石危険」「事故あった場合、自己責任となります。飯能市」とにかく、ありったけの「危険」表示。でもせっかく来たのだから、クサリ場を見るだけでも・・・ほう、せっかくだからちょっと登ってみても・・・ココを登りきるだけの技術も体力もないことを夫婦で思い知りました! クサリ場で十分に遊んでから、さっさと迂回路に。女坂は崩落して通行止め。コースからも抹消されちゃったみたいですね~そして、昨年6月に始まったウサトレクマンの目標であった伊豆ヶ岳山頂に、ついに到着しました~パホ!正丸駅との標高差は546m、とのこと。

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今回のコースでは伊豆ヶ岳山頂が最高地点で、あとは下り~といっても、これから尾根伝いに低山ながら3座ほど縦走~伊豆ヶ岳からの大きな岩がゴロゴロした急峻な下りのあとは木の根の上りなど、結構昇り降りがありますが新緑の木漏れ日が気持ちいいです。すぐに古御岳(標高830m)山頂~ここでも中丸屋さんで買ってきたまんじゅうなどでエネルギー充填。次の高畑山への途中で里程標・・・まだ行程の半分も来ていない^^; この尾根道は基本的に粘土質なんだけど、いたるところに大きな岩がゴロゴロ。なかには軽自動車くらいあるんじゃね?という岩もあり、なんで山の尾根にこんな巨大な岩がゴロゴロころがっているのか、ちょっと不思議。なんか、巨石文明の遺構を見ているみたい。などと思っていると高畑山(標高695m)に到着。ココに立ってる標識には「ナローノ高畑山」と刻まれている。「ナローノ」って何モノ? ネット上にはこんな情報が・・・ココは昔の住所表記では飯能市大字南川字楢生(なろう)。「ナローノ高畑山」とは「楢生の高畑山」です、とか。なるほど~と思ったのですが、なぜそれをわざわざ標識に彫りこむ必要があるのか、は分かりませんでした。

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高畑山から次の中ノ沢頭(標高622m)までは歩きながらウサトレクマラジ実施。ここでも77.7MHzで入間市の「エフエム茶笛」と神奈川県大和市の「エフエムやまと」が混信状態で、入れ代わり立ち代わり、です。それにしても「エフエムやまと」強いですね~なかなか見通しの効かないコースですが、天目指峠の手前で久しぶりに視界が開けました。山の斜面に大きな送電用鉄塔が~鉄塔好きには萌えですね。北アルプス梓湖(奈川渡ダム)の安曇発電所から、埼玉県鶴ヶ島市の新所沢開閉所まで、168キロを結ぶ安曇幹線。この鉄塔もその一部でしょうか。このあともうしばらく小刻みな昇り降りを続けて、ようやく鰻伝説の天目指峠(標高475m)に到着。下界にいると「峠」というのは山のてっぺんにある印象ですが、今回のコースでは伊豆ヶ岳から350mも下りに下ってたどり着く「峠」。なんか不思議な感覚です~

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ここまでくれば、あとは「子の権現」を越えて吾野へ下りるだけ、とホッとしながら関東ふれあいの道の路傍サインを右手に、天目指峠から子の権現への登り口へ・・・マジかーーーーー!この期に及んで、これを登るんですか? 山伏とかじゃねーと登れねーんじゃね? と、トレッキング初心者の甘さを木端微塵に打ち砕く「子の権現」です。岩と木の根の相当に急峻な斜面を、それこそ「よじ登る」という感覚です。なので、ここは殆ど写真を撮る余裕がありませんでした^^;
しばらく上ると小さな赤い屋根の祠と関東ふれあいの道案内板のあるピークに到着。その時には気づかなかったのですが、祠がある所の左側の柱に手書きで薄れた文字があり「愛宕山山頂」と読めるそうです。660m圏とのこと。全国津々浦々、どこにでもありますね「愛宕山」。ウサトレクマンが「愛宕山」登頂したのは、昨年の奥多摩以来。どちらも「意図せず」の登頂です(登ってみたら愛宕山だった)。愛宕山から少し下り、子の権現に向かっていると、なにやら向いの山の斜面に白いものが見える。なにかな・・・え?ええ?ひえ~~~巨大な白い掌! 何ですか~~これは?(これも後で調べてみた。京都精華大学芸術学部教授でこの近くにスタジオを持つ彫刻家の西雅秋氏から子の権現のある天龍寺に寄贈された作品らしく、別に「仏の手」という意味はないみたい。住職いわく、見た人がビックリすればそれでいい、らしい。確かにビックリするわい!)

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子の権現に到着~シンボルの巨大わらじの前で記念撮影して、お香のたゆたう本堂で足腰安全を祈願。ここの美和観世音像はとっても女性っぽく艶やか。そして色鮮やかなカメムシさんに出会いました。それにしても、ここの仁王様はユニークですね~不謹慎で本当に申し訳ないのですが、見た瞬間に夫婦そろって大笑い「頭デカい~かわいい~四頭身くらいじゃね?」。子の権現の参道を抜けると最後のひと踏ん張り。浅見茶屋へ向かう急な下り坂を下り、下り、ひたすら下り・・・気づいたら下りきっていました。ここの御影石の柱に「子ノ権現」と刻まれており、俗世との境と表すと思われる太鼓橋もあるので、ココが子の権現の本当に入口かもしれませんね。時刻は午後5時を少し過ぎており、浅見茶屋は残念ながら店じまい。あとは舗装路をひたすら歩いて東郷公園へ。ここからルートを外れて吾野駅と反対方向に左折。今夜の宿「休暇村 奥武蔵」の夕飯で鮎の塩焼きとお蕎麦を堪能。あとはノンビリ温泉でパンパンになった足を延ばして、今回のウサトレクマン初日が終了しました。

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)

エフエム茶笛
・2015-6-13 8:15~8:31 77.7 MHz
・武蔵藤沢駅~飯能駅の東京メトロ副都心線直通車中
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=入感時は35433だが、フェードアウトも頻発

・2015-6-13 14:27~15:00 77.7 MHz
・飯能市大字南川(高畑山~天目指峠付近縦走中)
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=33433 (QRMは「エフエムやまと」)



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2015年6月26日 (金)

UTK#1506: 真岡鐡道SLと関東ふれあいの道/栃木⑰名刹と旧跡を訪ねるみち(2015-6-6)

今年6回目のウサトレクマンは、関東の入梅の間近に迫る6月6日に決行しました。関東梅雨入り間近ということで、雨振りでもOKな鉄板コース。しかも6月30日締め切りのイメージキャラクターデザイン募集あり。なので、応募のために「真岡」を取材(の名目で真岡鐡道SLを楽しむ)もできるコース、をプラン担当の妻が企画。SLと水と青空を堪能しました。

■ご参考までに、コース公式情報は次のとおりです(注:ウサトレクマンでは、公式どおりのルートを通らない場合が多々あります)
◆ 関東ふれあいの道/栃木⑰名刹と旧跡を訪ねるみち/2015年6月6日(土曜日)
名産いちごの甘い香りに誘われながら、長栄寺・専修寺などの旧跡巡り。
距離:15.3km  コースタイム:4時間30分  難易度:2
区間:久下田駅(真岡市久下田)~長栄寺~専修寺~二宮神社~桜町陣屋跡~真岡駅(真岡市台町)
撮影ポイント:桜町陣屋跡の解説標識


◆ 真岡鐡道のSL乗車について
真岡鐡道のSLに乗車するには、事前に「整理券」を購入する必要があります。この「整理券」はJR東日本みどりの窓口で一か月前から購入可能です。(ウサトレクマンでは前日にJR横浜駅のみどりの窓口で購入しました)。SL乗車には、この整理券とは別に、乗車券が必要です。座席の指定はありません。全席自由です。なお、真岡鐡道ではSuicaは利用できません。




まずは真岡鐡道SLの発車駅・下館駅へ。横浜~小山~下館と行きますが、最近の鉄道事情は相互乗り入れに力を入れているようで、横浜駅から栃木県の小山駅までは湘南新宿ラインや上野東京ラインで直通。ここで水戸線に乗り換えて、横浜から2時間半で下館へ。この下館までがJR東日本の「休日おでかけパス」が有効エリアなのが助かります。朝7時半に横浜を出発し、上野あたりから蓮田までウサトレクマラジ。今回は縁のない千葉の県域FM局「bayfm」がいい感じで入感していました。川口。蕨あたりまでは曇天でしたが、さいたま市に入ると俄然お空の様子が好転!これはイケるかも~~~

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下館駅で真岡鐡道のホームに入っていくと、あ!いるいる!待機車線で蒸気機関車「C1266」が!小ぶりだけど精悍なフォルムでカッコいい!ホームには家族連れの観光客がたくさん。この期に及んでは、誰もが「撮り鉄」! みんな寄ってたかってカメラを向けます。暫くすると煙突から黒煙!そして動輪からは真っ白な蒸気!待機車線からスイッチバックで本線に入線、すごい力強い!みんなしてレトロな客車に乗り込むと、車掌さんが検札。その際に「SLもおか乗車記念証」を頂きました。黒い煙を吐きながら田園地帯を疾走。そう、結構スピードが出ますね~ガタンゴトンとかなり揺れもあり、なんかアトラクションのように錯覚してしまいますが、車窓の風景は紛れもなく実生活が送られている水田地帯の鉄道沿線です。30分ちょっとの乗車で真岡駅に到着。ウサトレクマンはここで下車。この先の茂木に向かって発車していくSLに敬礼!

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この辺のイメージキャラってどんなもの? まずは真岡駅の売店を調査。「とちまる」「コットベリー」「金次郎マスコット」「ちっくん」(筑西市のマスコット)・・・なんだ、結構あるじゃんか~っつーーか、既にやり尽くしてねえか? 新キャラ応募に一抹の不安を抱きながらも、腹はへる。売店のおばさんに訊くと「西口に出れば何でもあるわよ~」。なるほど、西口ね~~ほう、ここか、ロータリーもあるし、お蕎麦屋さんも見えるね。あとは・・・ないじゃん。ええーーーーマジ? いやいや、ちゃんとあります。少し歩けば。今回は「宇都宮みんみん真岡店」で、夫婦で焼き餃子と水餃子合わせて5人前、頂きました^^; エネルギー充填120%! 食べると動けないという人の気がしれん。喰わにゃ動けんだろ。なにせウサトレクマンでは、起点でしっかり食べておかないと、終点(最悪帰宅)までちゃんとした食事にありつける保証がない!たっぷり頂いて、取材継続。
スーパー「ベイシア」でランチ用のパンとお菓子を入手し、SLキューロク館へ。入館すると、いきなりSLキューロク館限定「くまくまお」がお出迎え・・・おいおい、やっぱり新キャラ、無理じゃねえか? ここに展示されている蒸気機関車9600型も動態保存とのこと。さっき乗っていたC12よりもかなり大きいね~

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真岡駅前には、しっかりとした関東ふれあいの道の案内板がありました・・・が、駅前からの最初の曲がり角がよく分かん。スマホの地図とコースマップを見比べながら、一般車道を進みます。途中、いきなりグッとくるもの見っけ!石材屋さんの店先に置かれたゴジラ(のようなもの)とガメラ(に似たもの)の石像。これ、きっと売る気ないよね~職人さんのこだわりを感じます。しばらく進むと、行屋川の常盤橋に到着。この先で五行川に合流するらしいけど、この川沿いも綺麗に遊歩道っぽく整備されています。川面に映る青空と白い雲がステキです。そして、五行川の田町橋に到着。ここから五行川サイクリングロードに沿って歩きますが、ここまで関東ふれあいの道の標識や案内板は一切ありません。

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川沿いのサイクリングロードは歩きやすいけどツマンナ~~イ、と妻はすぐに河川敷に下りてしまいました。夕べの雨のせいか水量も少し多めですが、河川敷は整備されているので、ここを歩くことに。川沿いを歩く際のウサトレクマンのいつものパターンです。河川敷は川の水音も大きく、野鳥の声を混ざって、結構自然の只中にいる雰囲気を楽しめ、「路傍のいのち」もたくさん。下流側の鉛色の空と水面からちょっと上流を振り返ってみてビックリ! 上流側は青空と白い雲が川の流れに映って、まったく別の表情。ちょうど自分たちの上空あたりが天気の変わり目になっています。それをパノラマに撮ってみました。

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五行川の川沿いを下り、田町橋の次に三ノ宮橋は河川敷で下をくぐり、その次の鷲ノ宮橋の手前で整備された河川敷はおしまい(その先は未整備で草ぼうぼう状態)。ここでサイクリングロードへ上がってみると、真岡バイパスに沿った並木が青々とした水耕田の中をまっすぐに伸びていて、関東らしからぬスケール感!そして、ここでやっと関東ふれあいの道の案内板が・・・しかし内容は「この先、車道横断注意」。おいおい! その次の湯前橋まで来て、ようやくまともな標識が出てきました。栃木県さん、もうちょっと標識、立てませんか?

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ここからはひたすら水田の中を歩きます~でも、この雰囲気は私が子供時代を過ごした地域になんとなく似ていてデジャヴ。遠くに筑波山を眺めながら、ひたすら田んぼなのだ~と思ったら、突如出現する、なんとも鮮やかで雅なアート満載の漆喰壁の御屋敷。なんなのでしょう~お店やギャラリー?もしかしてフツーの民家? ちょっと調べただけでは分かりませんでした。そして、東大島地区の用水路脇に立っているカエル親子の石像が、とっても可愛い!(真岡鐡道のSLと、このカエルさんが、新キャラのイメージに結び付いたようです)

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カエルさんと分かれてしばらく歩くと、ようやくコースの撮影ポイントのある桜町陣屋跡。う~~ん、子どもの頃のばーちゃんちとあんまり変わららんな~その脇には二宮尊徳資料館。ココも取材しとくか~と入ったら、うちの奥さん、資料館職員のお姉さまにやけに気に入られてしまって長話~それにしても二宮尊徳さん、この当時としちゃ随分と大男だったんだね~などと感心しながら二宮神社へ。これまた、ずいぶんと厳かな雰囲気。そして、今までに見たことのない躍動感ある狛犬さんたち。幸い休憩用のベンチもあるので、ここでランチ。真岡駅前の「ベイシア」で買ったごまだれ串だんご(4本で70円!)と二層メンチ丸ごとサンド(198円)はコスパ最高。とっても「ボリュ~ミ~」で超絶美味♪ (「ボリュ~ミ~」言うなーーー!そんな英語ないだろ!)

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専修寺への道を行く頃には、お天気は完全に晴天。専修寺の参道は鬱蒼とした鎮守の森っぽい。真岡市だか栃木県だかの自然保護林にもなっているらいく、森も境内も、とても静かな時間が流れています~総門を抜けて長栄寺への長い道のりへ。天気はほぼピーカン!そして、ここから6Kmに亘って、久しぶりの「何にもないのにゃ~」な道が・・・ときどき道を確認しながら歩いていると日没近し。木立の中の「鹿古墳群」はもう真っ暗で、なんか出そ~~古墳群を抜けると再び水田地帯に。夕闇迫る薄暮の空が水田の水面に映って、とてもきれい。この光量じゃ写真はムリかな~と思いながら撮った写真が、今回の一番お気に入りの1枚に。しかし、ここでとっぷり日没。このまま長栄寺に行っても真っ暗なので、今回はここまで、日没コールド。このまま久下田駅へ直行。今回は予定時間をかなりオーバーして帰路についたので、地産地消の地元打上げは中止! 帰りの電車につまみとビールを持ちこみ。車内でのプチプチ打上げとなりました~これはこれで楽しい♪

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今回のウサトレクマラジ(トレッキングにかこつけたBCL)
bayfm
・2015-6-6 8:03~8:34 78.0 MHz
・東京都台東区上野~埼、埼玉県蓮田市本町付近 
(JR上野東京ラインにて上野駅-蓮田駅間を走行中の車中窓際にて受信)
・SONY ICD-AX412F+ロングワイヤー型アンテナ内臓イヤホン
・SINPO=35433~F/O
・この受信に対するQSL(ベリカード)は、こちら


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